振り子 こて返し 一教
当面の課題は、技の手順をしっかりと頭に叩き込むこと
2024-07-02
川崎
今回の稽古では、下記のことについて学びました。
●振り子の理
本日の稽古では、改めて振り子の理を学びました。臍下丹田に蓄えた力を振り子の理で腕に伝え、相手のバランスを崩す練習を行いました。しかし、実際に技をかけようとするとどうしても腕力に頼ってしまい、相手を崩すことができません。臍下丹田の意識を腕にのせていく感覚を、まだまだ習得できずにいます。
●小手返し
最近の稽古では、小手返しの技の練習に励んでいます。先日は先生から、姿勢が良くなったとお褒めの言葉を頂き、とても嬉しかったです。ただ、まだ指の入れ方が完璧ではないので、指の入れ方を早く覚えたいと考えています。加えて、順手と逆手の指のかけ方の違いも早くマスターしたいです。
座った状態での練習では、相手から両腕を抑えられた状況下で小手返しを仕掛ける方法を学びました。自分の両手を合わせてから、相手の片方の腕に小手返しをかけるのですが、いざ実践しようとすると「どう仕掛けるんだっけ?」と悩んでしまいます。当面の課題は、技の手順をしっかりと頭に叩き込むことです。
●正面打一教
立ち技の一つとして、正面打一教も教わりました。正面打一教では、相手から正面打ちを受け止めた後で、相手の肘周辺を掴みます。相手の肘を上げながら同時に腕を落としていくことで、相手を床にひざまずかせるのが正面打一教です。
しかし、私が先生に正面打一教をかける際、技をかける過程で、余計なことを考えてしまいました
「掴む場所は本当に合っているのだろうか?」
「手順は正しいのだろうか?」
「相手の肘を痛めないように、スムーズに技をかけなければ…」
結果として、先生から逆に技を返されてしまう始末でした。考えなくスムーズに技を仕掛けられるようになりたいのですが、まだまだ時間がかかりそうです。
●木刀を使用した稽古
木刀を使った稽古では、足の基本的な位置を理解しておらず、私は毎回注意を受けます。剣道の基本として、刀を振り下ろした先に足を置いてはいけないのですが、私は刀の振り先に足を置いてしまっています。このままでは、木刀で自分の足を傷つけてしまうため、基本的な足の位置を早急にマスターしたいです。
剣気心一体という概念を理解し、実践することも目標の一つです。剣気心一体とは、心・技・体を一つにして、相手と対峙することを意味します。私は、体が刀よりも先に動いてしまうため、相手に剣の動きを読まれてしまいます。臍下丹田に力を込め、その力を剣先に伝える感覚を早く身につけたいです。